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名誉教授 & 初上海

2024年04月18日

教授を7年間勤めると名誉教授になれます。4月4日 (木) に開催された授与式に出席して湊総長から賞状をいただきました (写真下左)。同期は70人ほどでした。

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4月5日 (金) から初の上海出張でした。関空で前泊して朝からANAで一っ飛び、2時間で上海につきました。空港出口で運転手が待っていてくれてホテルへ直行。立派なホテルにチェックイン (写真上中)。街は碁盤の目状になっていて、迷子にならずに近くを散歩しました (写真上右)。

招いてくれたのは Xplorer symposia “Misfolded Proteins: from Molecules to Diseases” で (写真左) オーガナイザーは去年11月に北京の清華大学で会った Boxun Lu で (写真中)、清華大学でのミーティングを主催した Yi Lin とも再会 (写真右)。
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今、中国はインパクトファクター至上主義となっていて、かな強引な話が多くありました。学位を取るにも3以上が必要とか (equally contribute だと2で割って、合計が3以上必要なのだそうです)。私は2日目のトップバッターとして、蜷川君と Ginto による ERADの genetic and biochemical analysis を話したら大好評でした。その夜、生歌付きの (写真左) ナイトディナークルーズに連れて行ってくれましたが (写真中)、あいにくの雨でした (写真右)。

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日本からは東京大の水島さんと順天堂大の小松さんが参加されていて、親しくお話しできました (写真左) 。私の隣は、IP3受容体のクローニングで高名な御子柴克彦先生、現在上海科学技術大学に移って研究を継続されています。ラボも見せてもらいましたが、10人もの大学院生を、スタッフなしで、直接指導されているとのこと。その気力と体力に感心してしまいました。上海科技大学は10年くらい前に新設された大学で (写真中)、広大で開放感のあるキャンパス (写真右) に全寮制 (家賃は月額2千円と破格の安さ)、レベルがどんどん上がっているそうです。

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3日目の昼でシンポジウムは終了、その後御子柴先生の、Peter とのバトルを学生たちに話してやってください、とのご依頼を受け、上海科学技術大学で90分間セミナー(最終講義の英語版) を行いました。その夜は、御子柴先生、研究所の所長さんたちととても上品な中華料理と赤ワインをいただきましたが、上海らしいところは全く見ずに終わった4日間でした。
 


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