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臨床ストレス応答学会@宮崎
11月1日 (金) 2日 (土) に宮崎市で開催された第18回日本臨床ストレス応答学会大会に参加してきました。朝9時30分伊丹空港発の飛行機に乗りました。自宅から1時間半あれば大丈夫という感覚だったので、7時30分発の嵐電に乗りましたが、なぜかこの日はモノレール大阪空港駅の到着が9時10分頃になり、搭乗口まで走りました。館内放送で呼び出されていましたが、なんとか間に合いました。冷や汗。
この学会に参加するのは本当に久しぶりです。丸1日強の日程でしたが、特別講演、シンポジウム x2、スイーツセミナー (お菓子をいただきながら)、ランチョンセミナー (昼食をいただきながら)、一般口演 x15、ポスター発表 x9 と盛り沢山で、エキサイティングな発表が多くあって充実した2日間でした。その中で、学部生の黒須航太郎君のポスター発表「遺伝性運動神経変性疾患 Seipinopathy の原因タンパク質である Seipin の無糖鎖型変異をノックインした細胞の解析」が若手研究奨励賞 (銀賞) に輝き、養王田学会長から表彰されました (写真右)。おめでとう。黒須君は私の最後の学生で、来年4月から名古屋大学医学部2回生に学士編入します。今後の活躍が楽しみです。
学会は2日の15時過ぎに終わり、この日から3連休ですので休暇を楽しみました。宮崎は車社会で、JR の本数が少なくて1時間に1本以下ですので、時刻表の事前確認が必須です。15時55分発の JR で青島に行きました。台風の影響でまだ雨混じりでしたので、この日はホテル (写真左) でゆっくり過ごしました。夕食は近くの牡蠣小屋で生牡蠣・鮑の刺身・海鮮・肉BBQを美味しくいただきました (写真中右)。
翌3日の朝6時に起きて、日の出を部屋から見た後 (写真上左)、朝食をとり、パワースポットと言われる青島を巡りました。この日は一日中快晴でしたが、青島周辺は風が強く、荒波が打ち寄せていました。橋を歩いて渡れる青島は周囲1km ほどの小さな島で、手軽に1周できます (写真上中右)。中心部に青島神社があり、亜熱帯の植物が生い茂っていました (写真下左中右)。
すぐ近くに日向神話館があり、海幸彦・山幸彦の神話がろう人形とともに展示されていました。
9時38分発のJRで城下町・飫肥 (おび) に向かいました。江戸時代にタイムスリップしたかのような景観が保存されていて、静かな街並みとお城址を1時間余り散策しました (写真、下右は本丸跡)。
飫肥 は、日露戦争の後、ポーツマス条約を結んだ小村寿太郎氏 (司馬遼太郎先生の小説で読みました) の生誕の地 (写真左) ということで、郷土の英雄として顕彰されていました (写真中右)。とても小柄な方ですが、子供の頃から、学問を貪欲に吸収する秀才だったとか。
12時26分発の JR で南郷へ行きました。目的は観光列車・海幸山幸号に乗ることです。南郷は小さな町で、歩いてすぐのところにレストランがありました。とても繁盛していて、何が早いですかと聞いたらうなぎとのことでしたので、鰻重を頼んだら、それでも時間がかかって列車に遅れそうになったので、持ち帰りにしてもらいました。海幸山幸号は南郷13時52分発、宮崎15時31分着で1時間半の旅です。思っていたよりもずっと質素な外観でした (写真上左中、ちょっとガッカリ)。
南郷駅では予約した切符を受け取れず (みどりの窓口機械が設置されていないので)、車内でQRコードを見せろと言われてあたふた。JR 九州のウェブサイトのパスワードがわからなくなってしまい、QRコードを取得できた頃には一番綺麗と思われる海岸線の風景は終わっていました (残念)。ビールを頼んだら売り切れとのことで、焼酎を頼んで鰻重弁当を美味しくいただきました (写真上右)。車窓のお裾分けです (写真下左中)。くじ引きがあって、あたりを引き、キャンディー1個もらいましたが、子供じゃないからね・・・(写真下右)。
ホテルにチェックインしてゆっくり過ごし、夜は宮崎名物トリのモモ焼き (写真左) や飫肥天 (魚肉練りの素揚げ、薩摩揚げより甘かった、写真中) をいただいて宮崎観光を満喫、この日は2万歩以上歩きました。話は前後しますが、1日の昼に宮崎駅で食べた、チキン南蛮黒酢は美味しいのですが、ボリュームタップリで食べきれませんでした (写真右)。4日 (月) 11時20分宮崎空港発の飛行機に乗って帰りました。ゆっくりとした時間を過ごすことができ、良い気分転換ができたので、これから論文執筆に専念します。