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3年ぶりの海外出張@モントリオール
前期の学務(講義、試験、採点、院試)が終わり一息つきました。
ブログ謹賀新年2022に記載しましたが、17th International Zebrafish Conference から Keynote Lecture を依頼され、帰国後の隔離がなくなりましたので、陳君、齋藤君とカナダのモントリオールに行ってきました。6月21日 (火) 成田空港発の直行便に乗ってモントリオールまで12時間の旅 (事前のPCR 検査も不要でした)。空港到着後の手続きもコロナ前と変わりなくスムーズで、タクシーに乗ってホテルへ。Omni ホテルのスイートルームをとってくれていました (写真左)。歓迎のマカロン付き (写真中)。15期生の玉田健太郎君が、勤務地のトロントからやってきてくれて、4人でホテル近くのレストランで夕食を共にしました (写真右)。カナダではほぼ完全に日常生活に戻っていて、感染者は出ているものの、街中を歩いている人々もレストランで食事する人々もノーマスク。私たちはちょっと心配だったので、外の風通しの良さそうな場所を選びました。ホテルの部屋で2次会も行い、楽しいひと時を過ごしました。楽しくて飲みすぎたほど。翌日3人は観光に出かけましたが、私は夕方からの講演に備えてホテルでゆっくり過ごしました。
Conference が始まると、大会長 Lila Solnica-Krezel の挨拶があり、すぐに私の Keynote Lecture になりました (写真左)。緊張しましたが、小胞体ストレス応答の概要とこれまでの研究の歴史に半分を費やし、その後なぜ小型魚類それもメダカを使って解析するのか、その結果何がわかったかを話しました。大会プログラム委員である青学大・平田普三教授は「Keynote Lecture のお手本となる素晴らしい講演でした」と言ってくれました。この講演が終わると、後はリラックスして英語のシャワーを浴びながら久しぶりの海外対面開催を楽しみました。陳君はポスター発表を行いました (写真中)。私の講演の最後で宣伝をしておいたので、たくさんの訪問者があったそうです。大会長も私の講演に満足したとのこと、ツーショット写真を撮りました (写真右)。
学会中はマスク着用となっていたのですが、しない人も結構いて、特にポスター発表者がマスクせずにワーっと説明するのには困惑しました。オミクロン株はもうただの風邪で、罹ったら不運くらいに思っているのでしょうね。出国前のPCR検査陰性証明が必要なのは、日本人と台湾人のみで、500名ほどの現地参加者のうちわずか15名でした。会場での食事は美味しくいただきました (写真左中)。写真右はホテルのレストランでいただいた、モントリオール名物のベーグルの上にのったスモークサーモンです。美味でした。
バンケットでは酒ありに加えてロックバンドが登場して賑やかでした (写真左)。パンデミックが嘘のようでした。3人で (写真中)。マネージャーの Alyssa Czerwinski さんと一緒に (写真右)。
日本はやはり便利ですね。近くに何軒もコンビニがあります。ホテルはモントリオールの中心部にあるのですが、コンビニなどなく、スーパーマーケットには歩いて20分以上かかりました。コインランドリーもなく、ホテルにクリーニングを頼むとやはり高くつきました。時々学会場を抜けて散歩しました。モントリオールは、古い石造りの建物と近代的な建物が共存する街でした。
川があるのも京都みたいで良いですね。自転車道はよく整備されていました。走ってみたい。
久しぶりに美術館にも行ってみました。海外出張時の楽しみの一つです。
右下の「ブログへ」をクリックして part2 モントリオール観光編もぜひお読みください。
3年ぶりの海外出張@モントリオール - part2
学会は26日 (日) の昼までで、飛行機は27日 (月) 朝の出発ですので、日曜日の午後は観光に出ました。それまでは雨の日もあり、涼しかったのですが、日曜日はよく晴れて暑いくらいでした。まず、hop on hop off のバス (写真左) に乗り、この日はフェスティバルがあって川の方にはいけないとのことだったので、山側に行きました。モントリオールオリンピック in 1976 の名残り (写真中) がありましたし、やはりどこに行っても中華街 (写真右) はありますね。
訪れたのは、丘の上に立つ聖ジョゼフ礼拝堂です。道路工事中で、乗合ワゴン車で近くまで連れて行ってくれました。壮大・荘厳な建物です。中ではミサが行われていました。
展望デッキから見渡したモントリオールの街をお楽しみください。
バスの中から見えた景色です。
最後は Old Port に行って観光船に乗りました。ゆっくりとした船旅を楽しみました。
夕食はホテルの近くで見つけたステーキハウスで (左)。1人分なのにこの大きさのサラダ (左から2)、3人で分けてちょうど良いボリュームでした。私と斎藤君はステーキ (左から3)、陳君はサーモン (右) を堪能しました。値段もリーゾナブルで一同大満足でした。
また招待講演を依頼されるよう頑張ります。