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分子遺伝学シンポジウム 2014
3月1日(土)に京都大学・益川ホールで開催された分子遺伝学シンポジウム「新しい生命像を導いた大腸菌遺伝学の系譜」に出席してきました。
これは、HSP研究所(私が米国からの帰国後、最初に所属したところ)の所長を務められた由良隆先生の研究室(京都大学ウィルス研究所)で大腸菌遺伝学を学んだ卒業生16人が、いまどんな研究を展開しているか、報告し合うといったもので、その多様性(大腸菌から、酵母、ニワトリ細胞がん遺伝子、マウス遺伝子操作まで)に驚いてしまいました。
トリは勿論由良先生で、HSP研究所が2000年に終了してから、実験研究の現場に戻られ、2007年には first author の論文を PNAS に出され、さらに昨年末、大腸菌熱ショック応答転写因子について新しい研究の方向性を示す発見をされて PLoS Biology に出されるという、飽くなき情熱に感心するばかりでした。見習わなければなりません。
集合写真 森 森(英郎)森(博幸) さらに森(浩禎)森 森 森
由良研関係者には何故か森姓が多いのです。