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悲願の全国大会出場 & 近畿支部例会
5月28日 (日) に行われた少年剣道の大会で、現在私が代表を勤める太秦少年柔剣道愛好会の小学生チーム (先鋒:尾原丈瑠4年、中堅:渡邊咲太郎5年、大将:笹川初葵6年、コロナ禍以降時間短縮のため5人戦から3人戦に変更されています) が、3チームのリーグ戦で1勝1分の1位となり、7月27日 (木) に日本武道館で開催される全国大会出場権を獲得しました (中学生チームは4チームのリーグ戦を勝ち抜けませんでした)。私が小3の息子と一緒に太愛に入ってから今年がちょうど20年目です。私が部長になってから、稽古始めに太愛の3つの目標を唱和させ、締めに「力を合わせて全国大会に行きましょう。運・鈍・根」と言わせ続けて10数年、悲願達成です。丈瑠と咲太郎は私自身が一から手解きしたのでことさらです。努力は報われる、とまでいかなくても、頑張っていればいいことありますね。
新型コロナウィルス感染症は、学会活動にも大打撃を与えました。私は、2020年6月の細胞生物学会の大会長を仰せつかり、京大や京都工繊大の学部生に学会デビューして欲しいと考えて、京都国際会館ではなく「みやこめっせ」を会場として鋭意準備していました。ですが、急激な感染蔓延状況を鑑みて3月に現地開催は断念、ウェブ上でのPDF開催という苦渋の決断をしました (大学は4月から連休明けまで休校になり、その間にオンライン講義の準備をしましたね)。2009年に流行した新型インフルエンザウィルス感染症は1年ほどで終息した記憶があったので、同会場で再挑戦させて欲しいとお願いし、許されました。しかし、蔓延は続き、2021年6月の大会は無念のオンライン開催となりました。
今回、依頼されて第69回日本生化学会近畿支部例会をお世話することとし、5月27日 (土) に京都大学百周年時計台記念館で対面のみの開催をすることができました。事前参加登録の学生 (大学院生・学部生・高校生・付添教師) 175人・一般76人に加え、当日参加も34人でした。対面開催とする以上、活発な討論を十分な時間していただきたいと考え、発表希望者全員にポスター発表を行なっていただくことにしたところ、締切の延長をせずに109題が集まりました(高校生発表も7題)。
新進気鋭の井垣達吏・京都大学大学院生命科学研究科教授 (私の向かって右隣) に特別講演をお願いし、前途有望な若手研究者3人 − 蜷川暁 (神戸大学、私の左隣)・矢木宏和 (名市大、向かって一番右)・原田陽一郎 (大阪国際がんセンター、向かって一番左) − による特別シンポジウム「N型糖鎖研究の新展開」を企画し実行しました。
109題のポスター発表中90題が大学生・学部生・高校生によるもので、その中から15題の優秀発表賞を専門家の先生に選んでいただき、表彰しました (写真右)。
盛況ですごく良い会だったとのお言葉を多くいただきました。何より、若い研究者の卵達が熱心に議論しているのを見ることができてとても楽しかったです。お世話して良かった。