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初のスコットランド、インバネス
ネッシーがいるというネス湖はスコットランドにあることをご存じでしたでしょうか。この招聘を受けた時にネス湖に行ってみたいと思い、手段を探して、ネス湖に最も近い街インバーネス (グラスゴーよりかなり北に位置) へロンドンから直行便が出ていることを知ったのです。インバーネスに着くとタクシーでホテルへ。チェックインには早かったので、荷物だけ預けて街へ繰り出しました。この日はよく晴れていて蒸し暑いくらいでした。日頃の行いがいいからでしょうか。インフォーメーションセンターで情報を集めてチケットを購入。観光バス (写真左) に乗ってドッチガロッチへ (写真中)。そこから観光船 (写真右) に乗り込んでネス川からネス湖へ。
ネス湖はとても細長く (南北に38 km)、水深も近くの海より深いとのことです (写真左:行き:ネス川からネス湖へ、写真中:帰り:ネス湖からネス川へ)。もしいたとしても、これではネッシーは見つからんわ、とちょっと納得。子供達がカヌーの練習をしていました (写真右)。
約1時間の船旅の後、上陸して、廃墟となっているアーカート城を見学しました。インバーネスの天気は良かったのですが、船上でだんだん雲行きが怪しくなって雨が降り出し、アーカート城見学の際には冷たい雨がけっこう降りました。傘はスーツケースの中に入れていたので、フード付きのウィンドブレーカーでしのぎましたが、風邪を引かないか心配ではありました。最高の景色でなかったのはちょっと残念でしたが、いくつか写真をアップしておきますので、お楽しみください。
ガイドブックには、ネッシー目撃情報やネッシーグッズが得られるネス湖エキシビション・センターやネッシーランドが近くにあるように書いてあるのですが、尋ねると3マイルも距離があってタクシー会社も一つしかないとのことで断念。ちょっと心残りでした。アーカート城見学時間が2時間で4時半に迎えの船がくるはずだったのですが10分以上遅れ、そのせいで最終バスに間に合わず、タクシーを呼んでもらう羽目に。でもスコットランドのタクシー運転手は全般的に親切で、値段もリーゾナブルでした。スコットランドでは基本的にチップは要らないとのことですし、キャッシュレス社会になっていて、現金はほとんど使いませんでした。その夜は、ホテル内のバーで簡単に夕食 (チキンウィングとポークリブ) を済ませました。夜の10時過ぎまで明るく (逆に冬は3時か4時で暗くなるとのこと)、バーは深夜1時まで開いていて、土曜日のせいか多くの若者が飲んで騒いで、騒々しい一夜でした。
翌朝の朝食後 (写真上左) が伝統的なスコットランド朝食だそうで、これを毎日いただきました)、街中を散策。インバーネスは、ネス川を見下ろすインバーネス城 (写真上中) を中心とした緑あふれる穏やかな街という印象を持ちました。街のいたることろにオブジェが置かれていました (写真上右)。