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久留米市で講演 & 青陵生の訪問
久留米市で開催された第64回日本婦人科腫瘍学会学術講演会に招かれて7月16日(土)に特別講演を行ってきました。難易度の調整が難しかったのですが、好評だったようです。大会長は久留米大学産科婦人科学教室の牛嶋公生主任教授です。牛嶋先生とはダラスで2年間 (1991〜1992年) 重なっていて、土曜日の夕方に日本人仲間と一緒にテニスをして夕食をともにしていました。もう30年も前の話になりますが、当時を懐かしく思い出しました。
講演後は解放されましたので、牛嶋先生の奥様にお願いして柳川に連れて行ってもらいました (福岡県版るるぶを見ても久留米市の観光案内は載っていません)。車で小1時間でしたが、前日の雨と打って変わって晴天 (やはり私は晴れ男!?)。猛暑日だったと思いますが、とにかく暑くて大変でした。まず北原白秋の生家 (酒蔵)・記念館を訪ねました (写真左)。「待ちぼうけ」等有名な歌を数多く残されていますね (写真中)。その後、柳川名物・鰻のせいろ蒸し (写真右) を若松屋でいただきました (江戸時代創業で最も有名なお店とのことです)。蒸しているのであっさりしているのかと思いきや、とても濃厚で柔らかく美味しくいただきました。お米一粒一粒にタレがしっかり染み込んでいて、満腹感が半端なかったです。
そしてメインイベントの川下りへ。旧柳川城のお堀をめぐるドンコ船の旅です。水深は浅く、船頭さんは竹竿で操船します。まだ暑かったですが、日陰に行くと爽やかな風が吹いていました。船頭さんの歌と軽やかな語り、相席した若い子連れのご夫婦のノリも良く、40分の船旅を楽しみました。船からの景色をお楽しみください。
この日の夕食を牛嶋ご夫妻とご一緒して昔話に花が咲き、良い気分転換になりました。
昨日9月10日 (土) には母校倉敷青陵高校の生徒さん達が京大訪問にやってこられました。2時間半ほどでしたが、陳君、池田さん、安田君に手伝ってもらって分子生物学の基礎をお話しし、実験の初歩を体験してもらいました。本日校長先生よりお礼のメールが届きました「訪問させていただいた生徒たちにとりましては、本当に貴重な経験となったと思っております。訪問後何人かの生徒に感想を尋ねると、どの生徒も目を輝かせ、大学進学、高校での学習への意識がより高まったと申しておりました。今回の訪問を必ず、今後の高校生活、ひいては今後の人生に生かしてくれるものと期待しております。」写真中央の動物学教室の中務教授は青陵高校33期生です (私は28期生)。