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求む森研23期生

2020年03月24日

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、例年4月後半に行われていた大学院入試説明会は中止となりました。

http://www.biol.sci.kyoto-u.ac.jp/jpn/exam/master/

森研で研究したいという希望をお持ちの方には、個別に対応しますので、右上のメールドレスに (at) を@に変えてご連絡ください。お待ちしています。
 

拙著ブルーバックス『細胞の中の分子生物学』に第10刷 1,000 部の重版がかかりました。これで累計 23,000 部です!


謹賀新年、インフルエンザ、ラスト・トロント

2020年02月13日

遅ればせながら、皆様新年明けましておめでとうございます。新年早々の4日に高熱が出て、京都市急病診療所に行ったら A 型インフルエンザと診断されてしまいました (沢山の方が受診に来ていて、診療所に入ってから出るまで3時間もかかってしまいました)。そのため、恒例の1月5日 (日) 平安神宮奉納剣道錬成大会は欠席せざるを得ませんでした。それでもその日、翌日が締切の学位論文2つの校正をしました。きつかったですが、薬が効いて徐々に回復していきました。

Last Toronto-1 毎年、伏見稲荷大社に初詣に行っています。今年は元旦に行きました。ものすごい人混みなので、本殿には行かず、奥の稲荷山を登って頂上の一ノ峰を詣でると約2時間のコースとなります。最近は外国人が多くて、このコースを沢山の人が歩いています。最後の坂は結構きつくて汗をかき、そのあと冷えるので風邪を引きやすくなります。初詣後、娘達の買い物に付き合ってショッピングモールに行ったので、インフルエンザをもらったようです。体力が落ちているのでしょうね。来年から初詣はどうしましょうか。

2015年から6年間カナダガードナー国際賞の選考委員を務めてきました (財団のホームページに記載されている公知のものです)。元々山中伸弥さんが委員だったのですが、お忙しすぎて会議に出席できなかったので、私が2014年にラスカー賞を受賞した後、当時の財団理事長から選考委員に就任するよう依頼されたのでした。最終選考委員会は毎年1月中旬の日曜日夕方から月曜日夕方までトロントで開催されます。—10 度の世界です。金曜日の午後2時頃に伊丹空港を発って、成田経由でロサンジェルスへ (去年まではシカゴ経由でした)、さらにトロントへ飛んでタクシーでホテルに着くのは金曜日夜です。疲れと時差対策で土曜日から日曜日夕方までは、割り当てられている候補者の資料を読みながら、自分の意見を纏めるなどしながら過ごします。会議内容は公開できませんが、20数人の選考委員がそれぞれ意見を述べながら候補者を絞り込み、最終的には投票で受賞者5人を決定します。会議終了後の月曜日夕方にトロントからロサンジェルスに飛び、火曜日午前0時過ぎの深夜便に乗ると水曜日の午前5時頃に羽田空港に着きます。大坂なおみさんがこれに乗って「眠い」と記者会見で言っていましたが、私は会議で疲れている上に夜の便なので割とよく眠れます。羽田空港でシャワーをあびて新幹線に乗り、京大に午前中に戻ります。午後からは、生物物理学系修士論文受理の会議とハードな6日を6年間繰り返して来ました。

最初の4年間、唯一の東洋人として存在感を発揮しようと奮闘しました。5年目の去年から、中国人の Yi Rao さんが加わりました。よくしゃべるんですよね。話す量では負けています。昨年、ノーベル生理学医学賞を受賞された Peter Ratcliffe さんもメンバーです。受賞発表後、おめでとうとメールを送ったら、一日空きましたが、有難うという返信が来ました。今年から坂口志文さんがメンバー入りし、めでたくバトンタッチです。とても刺激的な経験をさせてもらった6年間でした。

過去5年間はトロント大学近くのホテルに宿泊していたのですが、今年からダウンタウンにあるホテルに変更となりました。ユニオン駅 (写真上左)、CNタワー (写真上中)、トロント・ブルージェイズの本拠地野球場 (写真上右) が近くにある立派なホテルでした (写真下左・中)。今年はトロントでも暖冬だったようですが、着いた翌日の土曜日から大雪となり、CNタワーもあっという間に見えなくなってしまいました (写真下右)。幸い、翌日曜日には雪は止んでくれました。

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そんな中、土曜日夕方に、大阪の本社から派遣されてトロントの支社で働いている玉田健太郎君 (15期生) 一家がホテルまで迎えに来て、シーフードレストランに連れて行ってくれ、楽しく夕食を取ることができました。ラスト1月トロントのよい思い出となりました。ありがとうね。

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第13回 研究室旅行、その他

2019年12月30日

11月17日 (日) 18日 (月) に研究室旅行に行ってきました。いつものように、滝の宮スポーツ公園体育館で日曜日の午後3時間ほど汗を流し (写真左)、夕方から高取山で大BBQパーティ。12 kg の肉が皆の胃袋に収まりました (写真中、右)。この春卒業した19期生の井上君が参加してくれました。今年は、いつもより酒類の消費が早く、空瓶がどんどん増えていきました。ストレス?

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翌朝、近くの犬上川ダムに初めて行って見ました。最近はダムブームということで、いくつものブログで紹介されています。割と小さなダム湖ですが (写真上左)、反対側をのぞきこむと結構な高さがありました (写真上中)。湖の周辺を歩くことができ (写真上右〜下中)、ゆったりとした気持ちになって、紅葉も楽しみました (写真下右)。年末に向けてラストスパートですね。

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振り返ると、10月26日 (土) の午前中に東京で講演、その後羽田空港から飛行機に乗って旭川へ。翌27日 (日) の午前中に再び講演しました。東京での講演後、質問に答えているうちにノートパソコンを机に置いて、そのまま羽田に向かってしまいました。昼食後にノートパソコンを持っていないことに気がついたのですが、取りに帰る時間がありません。事務局の方に空港まで持ってきてもらってなんとか難を逃れましたが、本当にご迷惑をお掛けしました。反省。

旭川には、HSP研時代の同僚の尾川さんが住んでいて、飛行場まで迎えに来てくれ、ご家族と一緒に観光させてくれました。まず向かったのは、美瑛 (びえい) 地方の写真で有名な前田真三氏の写真館 (拓真館)。初めて知りましたが、印象的な写真がずらり。思わず、大雪山を背景にした写真と絵はがきを買ってしまいました。その夜は、白樺林 (写真左) が直ぐ脇にある尾川邸に泊めてもらいましたが、旭川では早くも紅葉真っ盛り(写真中)。薪のストーブを使っていました. (写真右)。

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翌朝には有名な観光地、青い池へ (写真左〜右)。神秘的ですね。講演後には、旭川ラーメンをいただき、もう一走りして、空港まで送ってくれました。本当にお世話になりました。感謝。

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今年は、文化功労者として、安倍晋三首相から4月の「桜を見る会」(写真左)、10月22日の「即位礼正殿の儀」、10月31日の「饗宴の儀」への招待状が届き、出席したことをご報告いたします。写真中右は「饗宴の儀」終了後にいただいたものです。皆様よいお年をお迎えください。

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初のスコットランド、グラスゴー

2019年07月28日

6月30日 (日) 〜7月3日 (水) にスコットランドのグラスゴーで開催された “Protein Dynamics in Cancer” という国際会議に出席してきました。癌の研究はあまり進んでいないのですが、初のスコットランドなので招聘を受けました。

6月28日 (金) 4限の講義が終わった後、自宅に戻って荷物を整えて伊丹空港に向かい、20時20分発の JAL で羽田へ。空港内のラウンジで約4時間過ごした後 (長かった!)、深夜1時55分発の British Airways でロンドンに向かいました。12時間半のフライト中はよく眠れて、6月29日 (土) の朝6時半に着きました。3時間待ってインバーネスに向かい (この目的はこの後のブログで紹介します)、2時間弱のフライトで到着。タクシーに乗って、予約していたホテルに到着したのは、自宅を出てから約24時間が経っていました。日本との時差は8時間です。

6月30日 (日) ホテル (写真左) を出て徒歩で駅に向かい、午前10時53分発の列車 (写真中・右ファーストクラスを利用) に乗って目的地のグラスゴーへ。一度乗り換えましたが、車窓から見えるのはずっと牧草地というのんびりしたものでしたので、発表用スライド作成に集中することができました。約3時間の旅を終え、タクシーで会場 (主催者である Beatson 研究所) へ。グラスゴー (スコットランド) は寒くて雨という印象を持っていましたが、会議期間中はよく晴れていて、少し肌寒いという程度でした。ですが、会場内がよく冷えていて、持参した厚手のセーターが膝掛けとして役に立ちました。15時半から会議が始まり、プレナリーレクチャーと2つの short talk の後、David Ron がキーノートレクチャーを行いましたが、イントロの後は癌とは関係ない生化学的解析結果の話だったのにちょっと驚きました。1日目の夕食は Beatson 研究所内でバイキング形式でした。

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2日目から会場がグラスゴー大学 (写真下左) に変わり、ホテルから約10分間の徒歩。セッションテーマが午前・午後で変わっていき、ユビキチン、小胞体ストレス、翻訳、ポスターセッション、オートファジーの順でした。講演者は皆、膨大なデータを話すのでついて行くのが大変でした。会議期間中、昼食はサンドイッチ (いろんな種類が用意されていました) でした。

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2日目午後のセッションの最後が私の出番で、持ち時間は30分。ステンドグラスに囲まれた会場 (写真上右) で話すのは初めての経験です。招聘を受けたときはもっと癌関連のデータが出ていると期待していたのですが、そうはならず、途中経過を話した後、メダカを用いた生理的小胞体ストレスの話をしたら、面白かったと言ってくれた人が何人かいました。癌関連データの少なさをボリュームでカバーする早口トークでしたので、再び招聘されるかはわかりませんね。まあいいでしょう。

2日目の夕食は招待講演者のみが招待されてレストランにて。スコットランド人はしょっぱいものと甘いものが好きだそうです。1品目はチキンレバーのソテー (写真左)、2品目の焼いたタラにかかっているソースが本当にしょっぱく (写真中、血圧に悪そう)、3品目のデザート・ケーキは本当に甘かった (写真右、体重に悪そう)。夕食後、誘われて元チャーチ内のバーへ。現地の研究者に勧められてウィスキーをストレートでいただきました。強かったですが、美味しかったです。

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3日目の夜は、ホテルの向かいの元チャーチ (写真左) 内のレストランでバンケット。豪華な内装に (写真中・右)、民族音楽のお迎え (一番下左)。

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1皿目は前菜3種盛り (写真左)。2皿目はチキン (写真中)。内部に詰め物がしてあって見た目以上にボリュームたっぷりでしたので、3皿目のパンナコッタ (写真右) には手が出ませんでした。

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料理が終わると、音楽とフォークダンスの始まり (写真中・右)。私はこの辺りで退散しました。騒々しい中での英会話は苦手なのですが、short talk 者の中に日本人 Beatson 研究所員がいて、楽しくいろんなお話ができ、とても助かりました。

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「ブログ」をクリックして「初のスコットランド、インバネス」と「初のスコットランド、エディンバラ」もお読みください。

 


初のスコットランド、インバネス

2019年07月28日

ネッシーがいるというネス湖はスコットランドにあることをご存じでしたでしょうか。この招聘を受けた時にネス湖に行ってみたいと思い、手段を探して、ネス湖に最も近い街インバーネス (グラスゴーよりかなり北に位置) へロンドンから直行便が出ていることを知ったのです。インバーネスに着くとタクシーでホテルへ。チェックインには早かったので、荷物だけ預けて街へ繰り出しました。この日はよく晴れていて蒸し暑いくらいでした。日頃の行いがいいからでしょうか。インフォーメーションセンターで情報を集めてチケットを購入。観光バス (写真左) に乗ってドッチガロッチへ (写真中)。そこから観光船 (写真右) に乗り込んでネス川からネス湖へ。

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ネス湖はとても細長く (南北に38 km)、水深も近くの海より深いとのことです (写真左:行き:ネス川からネス湖へ、写真中:帰り:ネス湖からネス川へ)。もしいたとしても、これではネッシーは見つからんわ、とちょっと納得。子供達がカヌーの練習をしていました (写真右)。

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約1時間の船旅の後、上陸して、廃墟となっているアーカート城を見学しました。インバーネスの天気は良かったのですが、船上でだんだん雲行きが怪しくなって雨が降り出し、アーカート城見学の際には冷たい雨がけっこう降りました。傘はスーツケースの中に入れていたので、フード付きのウィンドブレーカーでしのぎましたが、風邪を引かないか心配ではありました。最高の景色でなかったのはちょっと残念でしたが、いくつか写真をアップしておきますので、お楽しみください。

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ガイドブックには、ネッシー目撃情報やネッシーグッズが得られるネス湖エキシビション・センターやネッシーランドが近くにあるように書いてあるのですが、尋ねると3マイルも距離があってタクシー会社も一つしかないとのことで断念。ちょっと心残りでした。アーカート城見学時間が2時間で4時半に迎えの船がくるはずだったのですが10分以上遅れ、そのせいで最終バスに間に合わず、タクシーを呼んでもらう羽目に。でもスコットランドのタクシー運転手は全般的に親切で、値段もリーゾナブルでした。スコットランドでは基本的にチップは要らないとのことですし、キャッシュレス社会になっていて、現金はほとんど使いませんでした。その夜は、ホテル内のバーで簡単に夕食 (チキンウィングとポークリブ) を済ませました。夜の10時過ぎまで明るく (逆に冬は3時か4時で暗くなるとのこと)、バーは深夜1時まで開いていて、土曜日のせいか多くの若者が飲んで騒いで、騒々しい一夜でした。

翌朝の朝食後 (写真上左) が伝統的なスコットランド朝食だそうで、これを毎日いただきました)、街中を散策。インバーネスは、ネス川を見下ろすインバーネス城 (写真上中) を中心とした緑あふれる穏やかな街という印象を持ちました。街のいたることろにオブジェが置かれていました (写真上右)。

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