Molecular Chaperones The Heat Shock Response

2002年05月05日

2002年5月1日〜5日までCold Spring Harbor Laboratory (New York)で開催されたミーティング (Molecular Chaperones The Heat Shock Response) に出席した二人より。。。

灘中里美 もっと詳しい内容

『今回の CSHL meeting での口頭発表者は、おエラ方ではなくポスドクや院生といった若手の人が多かったそうです。CSHL で発表して認められるということが一つのステータスとなっているようです。
国際的に「名前」と「顔」と「研究内容」とが一致して認識されているのは限られた人たちだけのように思います。CSHL で発表されている人たちは、自分自身がいつの日かそういった限られた人たちの中に入り、その分野の中心で活躍したいという夢をもって会に臨まれているような気がしました。私は三十にして初めての国際学会を体験しました。研究を志す学生の皆様へ。できれば20代の、頭が柔軟で、かつハングリーさも 持ち合わせている、そういう時代に外国に出られるのがいいと思います。憧れの、将来の目標をそこに見つけることができるでしょう。 そして、心の隅の野心に密やかに火を灯し、目標に向かって邁進し、いつの日か世界の舞台の中央に立って下さい!』

岡田徹也

はるか遠くに自由の女神 『英語圏へ行くのは初めての経験でしたし、ポスター発表をするという重大任務もありましたので自分の英語力への多少 (?) の不安を覚えつつ出発しました。案の定、現地の日常会話はほとんど分らず苦労しましたね (東海岸のほうは早口ならしい!)。発表のほうも悪戦苦闘しましたが、森先生のお助けと発表しているうちの慣れもあって、何とか無事に終わりました。 やはり英語は慣れと度胸というのが実感です。海外の学会に参加して思ったことは、海外の人達は研究という活動を陽気に、そしてプライドを持ってやっているなあということです。 英語力がなかったためにコミュニケーションは十分に取れませんでしたが、英語を身につけて彼・彼女らの考え方をもっとよく知りたいと 痛切に感じました。
また来年も海外の学会に参加しようという野心を持ちつつ日々暮らしています。森先生、そういう訳ですのでよろしくお願い致します・・・。補足 ワインパーティーの後に2,3時間のセッションがあるのには驚きました。向こうの人達にとってはアルコールはジュースと同じなのかも?』