研究内容

森教授 2015 トムソン・ロイター引用栄誉賞

citation-1 昨年9月24日に、2015年トムソン・ロイター引用栄誉賞が私に授与されると発表されました。いわゆるノーベル賞予測です。「基礎研究者にとっての無上の喜びは、刊行された自分の論文がたくさんの研究者や大学院生に読まれ、長きにわたって引用されることですから、トムソン・ロイター社より引用栄誉賞をいただくことは格別に嬉しく、また名誉なことであります。今後も、長く多数回引用される良い論文を書いて発表していくことを第一に考えて研究に邁進する所存です。ありがとうございました。」とのコメントを出しました。

賞状をいただけるとのことでしたが、引用栄誉賞のアナリスト David Pendlebury 氏 (右写真) の日程調整が難しく、本年6月1日 (水) の正午から、授賞式を私の研究室でしていただくことができました。Thomson Reuters Citation Laureate, Physiology or Medicine と書かれています。
1999年の MBC 論文 (ATF6 活性化機構の解明) が1,000 回以上、2001年の Cell 論文 (XBP1 活性化機構の解明) が 2,000 回以上引用されているからだと思っていましたが、
citation-2 1つや2つの論文ではなく、多数の論文のパッケージとして引用がとても素晴らしいと David が言ってくれたことを嬉しく思いました。

棚橋佳子取締役から花束をいただきました。Jon Stroll ディレクター、波多野薫マネージャー、熊谷美樹マネージャーを含めて、12時半から1時間半ほど昼食を一緒にして楽しい一時を過ごしました。

一般向け本の刊行が終わりましたので、論文執筆に戻ります。