森先生について

Dr. Mori is a leading researcher in 
the field of Protein Quality Control,
   focusing on the biological and
  physiological importance of the 
Unfolded Protein Response (UPR).

mori (at) upr.biophys.kyoto-u.ac.jp


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京大の東南アジアネットワークフォーラム第13回@マニラ

2019年02月14日

昨年に稲葉カヨ副学長から電話があり、京大の東南アジアネットワークフォーラム第13回がフィリピンのマニラで開催されるので、一緒に行って講演してくださいとの要請があり、1月28日 (月)〜30日 (水) の2泊3日で行ってきました。関空午前10時頃発のフィリピン航空に乗って約4時間。気温が20℃以上あって湿気の多いマニラに到着しました。迎えの車でマニラホテルへ (写真左)。歴史のあるホテルだそうです。マニラには8年前、アジア・パシフィック細胞生物学会長の東大・廣川先生の要請で講演に訪れて以来ですが、相変わらず様々な種類の客載せ車が走っていて活気があり (写真中・右)、運転はやはりとても荒いものでした。

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この日に予定はないので、稲葉副学長、荒木茂名誉教授、同行した事務系スタッフ達と一緒に市内観光へ繰り出しました。蒸し暑いと言っても汗ばむほどではなかったのですが、古い町並みと教会2つを巡りました (写真上左〜中中)。途中、観光用の三輪車に乗らないかと何度も声を掛けられても断っていましたが、さすがに歩き疲れて、馬車に乗ってホテルへ戻りました (写真中右、下左)。事務方の交渉で、6人2台で1,500ペソ (x2.2が日本円) でした。写真下中は、ホテルから見た港の風景。写真下右、マニラは世界三大夕日で有名だそうです (他はバリ島と釧路)。

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その夜は、彼らと一緒にホテルのレストランで中華料理をいただきました。食べ過ぎたのか、紹興酒が合わなかったのか、中々寝付けず、サッカー日本代表が3対0でイランに勝ったのに満足して体を横たえていたら、明け方ウトウトとしたようでした。

翌日朝9時からフォーラム。京大に留学したことがある方々の同窓会を中心に様々な大学等から参加者があり、総勢約230人だったとのことです。いろんな方のスピーチがあった後、10時過ぎから私の出番でしたが、国立フィリピン大学の司会の方が私のことをよく調べて紹介してくれ、さらにブレークスルー賞受賞時のビデオが放映される念の入れようです。10時半から私の登場。ホープミーティングやインドでの一般向け講演をアレンジして、タイトルは「How did a rustic country boy become a Lasker & Breakthrough laureate ?(田舎者の少年がどのようにしてラスカー賞とブレークスルー賞受賞者になったか)です。私の生い立ちから始め、子供の頃漫画を読むのが好きだったと、鉄腕アトムやマッハ・ゴーゴーゴーの絵を見せたら大受けで、これで聞く方も気が楽になったのか、よく笑いが起こり、私も小難しい分子生物学の話を例え話的にやさしく解説したら、約50分の講演は大好評でした。同窓会の幹部の方々からも「すごく良かった、みんなよくわかった、Your English is perfect」とのお褒めの言葉をいただきました。会場の方も大満足だったようで、その後の休憩時間には私がパンダ・タイムと呼んでいる、一緒に写真を撮る・握手する、の連続でした。何枚の写真に収まったことやら。まあ、喜んでいただければそれで良いのですが。

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私の講演後、フィリピンの方が約20分の講演、昼食、午後からもフィリピンの方々の講演、パネルディスカッション2回と盛りだくさんで、6時半頃から夕食でした。食べ物はかなり質素で、夕食でも甘い食前酒が1杯出るだけでした。汚職とか公費の無駄遣いに敏感になっているのではないかとのことです。学生ボランティアによる歌 (男女のコーラス) と踊り (頭の上にジュースが入ったコップを載せて踊るのですが、途中で何度も落としたのが愛嬌) のおもてなしがありました。

ですが、会場が冷えすぎていて、私はスーツを着ていましたがとても寒かったです。この辺はアメリカナイズされていますね。ホテルに帰ってから日本人参加者で、寒かったね〜と文句を言いながら、ワインをたっぷりいただきました。

Manila-16 3日目の予定はなく、朝をゆっくり過ごして午後2時頃発のフィリピン航空に乗って帰路につきました。1月18日 (金)〜23日 (水) には毎年恒例となっているカナダのトロントに出張しました。今回は特に厳しい寒波が襲ってきて、雪が降り、−15度くらいになっていましたので (写真右)、40度もの寒暖差を経験し、肉体的にちょっときつかった2週間でした。

 


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森研究室鍵論文

  • UPR Transducer BBF2H7 Allows Export of Type II Collagen in a Cargo- and Developmental Stage-Sp
    J. Cell Biol., 2017
  • Unfolded Protein Response Transducer IRE1-mediated Signaling Independent of XBP1 mRNA Splicing
    eLife, 2017
  • Forcible Destruction of Severely Misfolded Mammalian Glycoproteins by the Non-glycoprotein ERAD Pathway.
    J. Cell Biol., 2015
  • EDEM2 initiates mammalian glycoprotein ERAD by catalyzing the first mannose trimming step.
    J. Cell Biol., 2014
  • ATF6α/β-mediated adjustment of ER chaperone levels is essential for development of the notochord in medaka fish
    Mol. Biol. Cell, 2013
  • Induction of Liver Steatosis and Lipid Droplet Formation in ATF6α-knockout Mice Burdened with Pharmacological Endoplasmic Reticulum Stress
    Mol. Biol. Cell, 2010
  • ATF6 is a transcription factor specializing in the regulation of quality control proteins in the endoplasmic reticulum
    Cell Struc. Func., 2008
  • Transcriptional induction of mammalian ER quality control proteins is mediated by single or combined action of ATF6α and XBP1
    Dev. Cell, 2007
  • A time-dependent phase shift in the mammalian unfolded protein response
    Dev. Cell, 2003
  • XBP1 mRNA is induced by ATF6 and spliced by IRE1 in response to ER stress to produce a highly active transcription factor
    Cell, 2001
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