森先生について

Dr. Mori is a leading researcher in 
the field of Protein Quality Control,
   focusing on the biological and
  physiological importance of the 
Unfolded Protein Response (UPR).

mori (at) upr.biophys.kyoto-u.ac.jp


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カーソルを当てたときに左下に虫眼鏡がでてくる写真はクリックすると拡大します

初アイルランド、ゴールウェイ

2016年11月27日

Ireland1-1 以前に海外での会合で会ったことがあるという (私の記憶には残っていませんでしたが) Dr. Afshin Samari (イラン出身) に招かれて初めてアイルランドに行ってきました。10月31日 (月) の午前8時前に自宅を出て、関空からエールフランスに乗り、パリ経由でアイルランドの首都ダブリン (島の東側に位置) に到着。ここから長距離バスで3時間と言われていたのですが、Afshin が空港まで自家用車で迎えに来てくれていて、2時間半のドライブを楽しみました。目的地のゴールウェイ(島の西側に位置) まで平坦な道のりで、トンネルを全く通過しないのに驚きました。午後11時半にホテルに到着。自宅を出てから24時間半が経過していました。最近は時差に苦しんでいたのですが (今回は9時間)、2時間半 Afshin とずっとおしゃべりしたのがよかったようで、ホテルのバーでアイリッシュビールを2杯飲んだらよく眠れました。今回、スケジュールがびっしりだったのですが、毎夜よく眠れたので肉体的には大丈夫でした。

11月1日 (火) 午前9時45分に Afshin の妻 Adrienne (ゴールウェイ出身) が迎えに来て、アイルランド国立大学ゴールウェイ校に到着。早速彼女を初めとして後2人と議論。Afshin が水族館にあるカフェテリアに連れて行ってくれて昼食。大きなサンドイッチをいただきました。だんだんとわかって行ったことですが、アイルランドの人は驚くほど食欲旺盛です。寒い国 (夏でも気温は20℃くらいにしかならないそうです) なので、たくさん食べてエネルギーを蓄えるのでしょうか。

Ireland1-2 午後2時から主として Afshin の研究室の大学院生とラウンド・テーブル・ディスカッションです。各人が3分間ほどプレゼンして、その後私がいろいろ質問しました。基本的にみんな小胞体ストレス応答の研究をしていますので、楽な対応だったのですが、プレゼン後すぐにあれこれ質問が出てくるのに驚いている様子でした。あっと言う間に3時間ほどたちました。ゴールウェイは海に面している上に湖もあり、夕食まで Afshin がドライブに連れて行ってくれました。美しいサンセットでした。

夕食は湖のほとりのレストランで (写真左)。まずスターターとしてシーフード・チャウダー・スープを頼んだら、とっても具沢山でほぼお腹いっぱい。メインのシーフード・プラッターも写真中の様に盛りだくさんで、私は半分も食べることができませんでした。Afshin は巨漢ですが (写真右)、スリムな Adrienne だけでなく、参加した他のスリムな女性達もスターターとメインを平らげ、さらにデザートまでとは驚きでした。

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Ireland1-6 11月2日 (水) 午前9時前に Afshin のポスドク Susan が迎えにきて、後1人を加えて議論。その後に染色体の研究者2人と議論というか説明を聞くのはちょっと苦痛でした。12 時からいよいよ1時間のレクチャー。28 年間の研究の歴史とともに話した、メダカを使った生理的小胞体ストレスの解析結果はやはり大好評だったようです。昼食は大学のカフェテリアで。チキンカレーも巨大で、半分も食べることができませんでした。

ゴールウェイ校は 170 年前にできたそうで、当時の石でできた建物がまだ使われていて (写真左・中)、そこで大学の研究担当理事の女性から大学の方針を聞き、最後に副学長と短く面談。プレゼント (ボールペン、ペーパーナイフ等) をいただきました。巨大なキャンパス内を歩いての移動 (院生の案内付き) でしたので、心地よい疲れでした。写真右は教会。

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これですべての公式行事が終わりましたので、ホテルまで連れて行ってくれ、メールチェックの後に1時間ほど横になりました。ホテルは市の中心街に近く、近くのレストランで夕食。今回はステーキをいただきました。私はこれでお腹いっぱいでしたが、他の方はやはりデザートまで・・・。

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Afshin はお酒を飲まないので、院生たちがアイリッシュ・パブに連れて行ってくれ、ビールを楽しんだ後、伝統音楽をやっている店に連れて行ってくれました。院生たちとも楽しく語り合うことができました。アイルランドの英語は、イギリス英語の様に鼻にかかっていなくて、わりと楽にコミュニケーションをとることができました。

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初アイルランド、モハーの断崖

2016年11月27日

11月3日 (木) 、1日間の休暇をとってツアーバスに乗り、観光に出かけました。午前 10 時に出発して1時間ほど走った後、最初に着いたのはアーウィの洞窟 (写真左)。この辺りにある何千もの洞窟の中で唯一公開されている物だそうですが、内部はそれほどでもありません。ただ、照明を消してくれ、漆黒の闇の中にたたずめたのはちょっとよかったです。テキサス時代、夏休みや冬休みには旅行をして、マンモス・ケイブ国立公園の地底湖でボートに乗った後、照明を消してくれたことを思い出しました。写真中:巨人のテーブル。写真右:車窓からの風景。

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さらにバスは走り、午後1時半過ぎに目的地のモハーの断崖 (Cliffs of Moher) に到着 (写真上左)。朝からあいにくの小雨だったのですが、ここに到着するやいなや雨がやみ、青空さえ少し見えるではないですか。90 分の滞在後、再びバスに乗ると霧雨になり、何も見えません。やはり日頃の行いがよいのでしょうね。モハーの断崖は予想通りの壮観でした。遊歩道は石の壁で真ん中が区切られており、崖側に行くと強風と崖の高さのために、ちょっと恐怖を感じるほどです。厳選した写真をアップしますので、お楽しみあれ。まずは左側の断崖から。

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続いて右側の断崖へ。

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往路復路で見た風景もご紹介します。

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午後6時に終了。8時間のバスツアーで大いなる田舎を楽しみました。ホテルのバーで注文したチキンの量も半端なかったですが、やみつきになるおいしさでした (写真上右)。


初アイルランド、ダブリン

2016年11月27日

11月4日 (金)、帰国の日です。飛行機の出発は夕方ですので、早起きをして7時半発の列車 (写真左) に乗って首都ダブリンに向かいました。美しい日の出を見ることができました (写真中)。2時間半ほど揺られてダブリンに到着。路面電車で中心部のバスセンターに到着 (写真右)。

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天気がよかったので、2時間半ほど歩き回りました。人口が8万人ほどのゴールウェイと比べて、ダブリンは活気のある都会でした。

上左:税関、上中:?、上右:中央郵便局、下左:市庁舎、下中:クライスト・チャーチ大聖堂、下右:ダブリン城。

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Grafton Street が最も高級感のある通りです。

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最後にアイルランド国立美術館を訪問 。無料でピカソ、モネ、ゴッホを楽しめたのですが、お目当てのカラヴァッジオの「キリストの逮捕」がロンドンに行っていて不在でした。少し前に上野で開催されたカラヴァッジオ展を見て衝撃をうけましたので、とても残念でした。ここでいただだいたランチもビッグでした (写真中)。

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こうしてほどよい疲れとともに初めてのアイルランドを満喫して帰路につきました。


「細胞の中の分子生物学」第4刷重版なる!

2016年11月25日

「細胞の中の分子生物学」の第4刷、1,500 部の重版が決まりました。これで累計 16,000 部となりました。

編集者のメッセージ「引き続きコンスタントに売れておりまして、これは定番としてのロングセラー間違いなしですね。」

第4刷には、読者からのご指摘を受けて3ヶ所に修正が入ります。この方のコメント「大変良くできた入門書で、生命系の学生の必読書と考えます。このような名著だからこそ正確であるべきです。」ご指摘有難うございました。


第10回 研究室旅行

2016年11月23日

今年も11月20日 (日) 21日 (月) の1泊2日で滋賀県の高取山に、10回目となる研究室旅行に行ってきました。8期生の奥君が参加してくれました。

例年通り、滝の宮体育館で4時間ほど汗を流しましたが (写真左)、新人の Ginto 君と小野田さんの活躍が光っていました。夕方から BBQ。今年は BBQ 施設の直ぐ脇に調理用の建物ができていて更に便利になっていました。もう他には行けませんね。10 kg の肉 (写真中はその3分の1) を完食。その後はバンガロー内で (写真右)。今年も残りわずかになりましたが、ラストスパートです。

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森研究室鍵論文

  • Forcible Destruction of Severely Misfolded Mammalian Glycoproteins by the Non-glycoprotein ERAD Pathway.
    J. Cell Biol., 2015
  • EDEM2 initiates mammalian glycoprotein ERAD by catalyzing the first mannose trimming step.
    J. Cell Biol., 2014
  • ATF6α/β-mediated adjustment of ER chaperone levels is essential for development of the notochord in medaka fish
    Mol. Biol. Cell, 2013
  • Induction of Liver Steatosis and Lipid Droplet Formation in ATF6α-knockout Mice Burdened with Pharmacological Endoplasmic Reticulum Stress
    Mol. Biol. Cell, 2010
  • ATF6 is a transcription factor specializing in the regulation of quality control proteins in the endoplasmic reticulum
    Cell Struc. Func., 2008
  • Transcriptional induction of mammalian ER quality control proteins is mediated by single or combined action of ATF6α and XBP1
    Dev. Cell, 2007
  • A time-dependent phase shift in the mammalian unfolded protein response
    Dev. Cell, 2003
  • XBP1 mRNA is induced by ATF6 and spliced by IRE1 in response to ER stress to produce a highly active transcription factor
    Cell, 2001
  • Mammalian transcription factor ATF6 is synthesized as a transmembrane protein and activated by proteolysis in response to endoplasmic reticulum stress
    Mol. Biol. Cell, 1999
  • Identification of the cis-acting endoplasmic reticulum stress response element responsible for transcriptional induction of mammalian glucose-regulated proteins; involvement of basic leucine zipper transcription factors
    J. Biol. Chem., 1998
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